飲食業界に多い転職理由は?

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今こそ勇気を出して転職しよう!

年代で転職理由が異なる飲食業界

あるデータによると飲食業に勤務している正社員の平均勤続年数は、5年以上が最も多いものの、3年以下という人も60%近くおり、離職率は高い方だといえます。転職する人も多いのですが、年代によって転職する理由が違うようです。

年代で転職理由が異なる飲食業界

年代ごとの転職理由

年代ごとの転職理由

20代はスキルアップ、年収アップ、独立のための技術習得などの理由が多いようです。20代の人は、なにより技術向上を目指しているようですね。30代以上になると年収アップがほとんどの理由になります。40代以上になると、店長やSVなどの管理職にいる人が多いのか、会社への不満や方針の違いなども転職の理由になっているようです。それでは、飲食業の転職について細かく見てみましょう。

20代は転職に成功しやすい?30代、40代は?

20代は転職に成功しやすい?30代、40代は?

転職が決まるまでに応募した数を見てみると、20代の人の約3割が1箇所で3箇所以内と答えた人を合わせると8割以上にもなります。つまり、20代の若い人は、3店舗応募すればほとんどの人が転職できるということで、やはり若い人は転職活動もやりやすく、転職が成功しやすいといえる状況なのでしょうね。しかし、30代になると3箇所以内で決まったという人は、全体の3割ちょっとでした。30代を超えると転職は簡単には決まらないようです。さらに40代になると、5箇所以上応募したという人が3割弱とますます難しい道のりになってきます。30代以上の人が飲食業界で転職するのならば、どのように将来を考えていてキャリアパスもしっかり描けているかが大切のようです。どうして転職してその店で働きたいのか、その店で働いたらどのように貢献できるのかといったことをきちんと採用担当者に伝えられなければなりませんよ。

転職回数が多くても大丈夫?

転職回数が多くても大丈夫?

どの業界でも転職回数が多い人はマイナスな印象をもたれがちです。ただ、飲食業界でさまざまな経験を積もうとすると2回3回と転職回数が増えてしまうのも事実です。20代で初めて転職をする人は約35%、2回目の人は約25%、3回目の人は約15%でした。30代の人は、3回目の人が約25%と最も多く、3回以上転職している人は過半数以上いました。40代では、6回以上と答えた人が6割以上もいました。年齢が上がれば上がるほど転職の回数が増えているのがよくわかりますね。ここからわかるのは、飲食業界も転職する人が多く、転職は当たり前だという実態です。1店舗で長い期間経験を積むよりも、いろいろなお店で働いたほうがもっとレベルアップできるということなのでしょう。

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